みなさん、ディベートと聞くどんな印象をもちますか?
なんか、こむつかしい、お互いの上げ足をとりあう、言い合い、けんか。
和を尊ぶ日本人の感性の真逆にあるものの言い方、そんな印象をもっていませんか?
その通りです。ディベートはけんかです。でも感情的なけんかではなく、ロジカルなけんかです。そしてこれこそがこれからの日本人にとって一番必要なスキルです。
なぜでしょうか?
それは「グローバルコミュニケーション基本OS」がディベート、つまり「ロジカルなけんか」だからです。それに対して「日本人のコミュニケーションの基本OS」は腹芸、つまり「お互いの感情をくみとり和する」ことだからです。
世界各国の人と付き合ってきて感ずるのは、日本人ほどやさしい国民はいないということです。アメリカへの出張がおわり成田につくと、いつもほっとします。ああもう戦わなくていいんだ。ゆったりしてていいんだと感じます。成田に着くと自分の 日本人としての「基本OS」がじょじょにもどってきます。日本人のこの「基本OS」は世界に誇れるものです。
それは人に安らぎをあたえます。だからことそ、多くの世界の人々が日本に来たがるのではないでしょうか?
しかし、これから日本人が海外に出て行って戦えるようになるためには「日本人OS」だけでは通用しません。「ロジカルなけんか」ができる「グローバルOS」を英語でつかいこなせるようになる必要があります。英語の習得だけでは不十分です。英語とグローバルOS、両方をマスターする必要があります。
英語ディベートを練習していくと、世界で戦える切れ味のいいロジックという剣と、言うべき事をズバッと言える強い心をもった、サムライになれます。
そんな世界で戦えるサムライをまず100人育てること、そして彼ら、彼女らに、経済的にも精神的にも大きな成功をつかんでもらうこと。そして日本という国の素晴らしさを世界にアピールしてもらうこと。
それが、ぼくがこのブログをはじめようと思った最大の理由です。